ライトボルさんは(8月)19日に退院しており、夫のデビッドさんが「妻は闘病のため衰弱が激しく、休養して回復することが先決なので、プライベートな形で退院することが最善策だった」との声明を出した。
2人はキリスト教系の人道支援団体の一員としてリベリアでの治療活動中に感染。今月(8月)上旬、一人ずつしか搬送できない特別医療機で順次帰国し、隔離病棟に入院していた。
病棟の責任者ブルース・リブナー医師は「手厚い治療で2人は回復しており、検査の結果、他人に感染する懸念もなくなったため、家族の元に戻っても良いと判断した」と説明した。
2人は帰国する前に米国とカナダの官民共同研究で開発された未承認薬「ZMapp(ジーマップ)」の投与を受けていた。ただ、投与時期が発症から1週間以上後と遅かったうえ、ブラントリーさんはエボラ熱から回復した抗体を持つ可能性がある少年から輸血を受けており、未承認薬が効いたのかは分からない。
リブナー医師も「2人はまさに最初の被験者であり、率直に言って助けになったかどうかは分からない」と指摘。「今後も回復状況と副作用について監視を続ける」と述べた。