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「イスラム国」邦人拘束情報から1週間 「捕虜交換」交渉難航 長期化の恐れ (1/4ページ)

2014.8.24 08:00

トルコ南部キリス近くのシリアとの国境地帯。トルコ軍の装甲車の向こう側で煙が上がっていた=2014年8月22日、トルコ・キリス(共同)

トルコ南部キリス近くのシリアとの国境地帯。トルコ軍の装甲車の向こう側で煙が上がっていた=2014年8月22日、トルコ・キリス(共同)【拡大】

  • トルコ・キリス、シリア・バーブ

 シリア北部で過激派「イスラム国」に湯川遥菜さん(42)、千葉市花見川区=が拘束されたとみられる事件が発覚して8月24日で1週間。

 湯川さんが同行していた反体制派武装組織「イスラム戦線」は、自分たちが拘束しているイスラム国関係者との「捕虜交換」交渉を開始したが、難航しているもようだ。反体制派の間では長期化を懸念する見方も出ている。

 「イスラム戦線」の地区幹部によると、湯川さんは(8月)14日にアレッポ郊外でイスラム国に拘束され、アレッポ郊外バーブに身柄が移されたとの情報がもたらされている。

 イスラム国の地元指導者の監視下にあるとみられ、イスラム戦線の地区幹部が交渉を提案、イスラム国側は前向きに応じる意向を伝えてきた。しかし、その後、具体的な進展はないという。

 シリアの過激派に詳しい専門家ハッジ氏は、イスラム国はこれまでに、アサド政権や、ほかの反体制派との間で捕虜交換に応じたことがあると説明する。ただ、外国人が関わる場合には「イスラム国との交渉はより厳しくなる」と指摘した。

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