ニューヨーク・タイムズ紙はオバマ氏をはじめとする歴代大統領周辺の話として、大統領という冷徹な判断が迫られ、地球上で最もストレスの多い職務を全うするには公私の壁を作り、「死」を扱った直後に心身を解放する切り替えが必要であると指摘している。テロリストたちの脅しで大統領がうろたえている印象を与えたくないという思いもあるのだろう。
オバマ氏の「ゴルフ三昧」はすでにここで書き、スポーツをすること自体は奨励されるべきなのでこれ以上は触れない。ただ、フォーリー氏を殺害したテロリストが英国人である可能性が出たためデービッド・キャメロン英首相(47)が休暇を中断したことや、広島市の土砂災害で安倍晋三首相(59)がゴルフを中断して都内に戻ったことと対照的であったことは指摘しておきたい。
平時の振る舞い
ここへきて「大統領のゴルフ」が殊更に取り上げられるのは、イラクやシリアで進行している事態を食い止めるため米軍が実行していることとの落差があまりにも大きいからだろう。