ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を多用する若者を中心に急速に広がり、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(58)や人気歌手レディー・ガガさん(28)、ブッシュ前大統領(68)ら著名人の参加で注目を浴びるようになった。日本でも、ソフトバンクの孫正義社長(57)や京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授(51)らが氷水をかぶった。
ルールも多様化し「氷水をかぶれば寄付金減額」といったパターンや、氷水を浴びた上で寄付をする人も増えた。(SANKEI EXPRESS)
≪動画120万本、目的忘れないで≫
南部バージニア州の高校生(15)は「氷水をかぶっていない友人は周囲にいない。その上で寄付するかどうかはその人の自由」と話す。
動画にも趣向が凝らされ、ヘリコプターから氷水をかけるなど奇抜な演出も。フェイスブックによると、120万本以上の動画が既に投稿された。米国で寄付金が7000万ドル(約70億円)を超えた。治療研究などに使われる予定だ。