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中国メディア「米国本土を偵察せよ」 (1/4ページ)

2014.9.2 10:35

中国戦闘機(中国人解放軍の殲(せん)11戦闘機)による異常接近があった空域=2014年8月19日、南シナ海の公海上空

中国戦闘機(中国人解放軍の殲(せん)11戦闘機)による異常接近があった空域=2014年8月19日、南シナ海の公海上空【拡大】

 【国際情勢分析】

 南シナ海の公海上空で8月19日、中国人民解放軍の殲(せん)11戦闘機が偵察活動中の米軍P8対潜哨戒機に異常接近した。両機の翼は約6メートルの至近距離まで接近。中国機は米軍機の前方や下方を横切るなど、挑発的飛行を繰り返したという。米側の厳重抗議を受けた中国側は、逆に米軍の偵察活動を批判し、妨害行為を正当化した。中国メディアには、「目には目を」式の主張も登場した。

 異常接近は「米側に原因」

 米国防総省のジョン・カービー報道官は8月22日の記者会見で、異常接近事案を公表し、中国軍機の行為を「非常に近く、極めて危険だ」と批判。米軍の偵察飛行は、「国際空域」での活動だとして問題がないことを強調した。国防総省は今年3月以降、同様の事案が少なくとも3度あったことも明らかにした。

 現場は中国・海南島の東約220キロの空域。近くの空域では2001年4月、米中軍用機同士の衝突事故が起きた。このときは海南島から東南に約110キロの南シナ海上空で、中国軍戦闘機が米軍偵察機EP-3Eと接触して墜落、中国軍パイロット1人が行方不明となった。海南島に不時着したEP-3Eの搭乗員24人は2週間近く中国当局に拘束され、米中関係は緊張した。

激化する主張

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