サイトマップ RSS

スコットランド独立住民投票 勢いづく賛成派 反対派は声潜め (1/4ページ)

2014.9.15 07:00

英スコットランドのポンド紙幣を手にする男性。スコットランドでは、イングランドとは異なるデザインの独自のポンド紙幣が流通している。しかも、各銀行が別々のデザインを採用している=2014年9月6日(内藤泰朗撮影)

英スコットランドのポンド紙幣を手にする男性。スコットランドでは、イングランドとは異なるデザインの独自のポンド紙幣が流通している。しかも、各銀行が別々のデザインを採用している=2014年9月6日(内藤泰朗撮影)【拡大】

  • 英スコットランド住民投票をめぐる動き=1999年~2014年9月18日
  • 英スコットランド・主要都市。英連合王国はイングランド、スコットランド、ウェールズから成るグレートブリテンと北アイルランドで構成。スコットランドは1707年にイングランドと合併したが、スコットランド出身のトニー・ブレア政権時代の1997年に国民投票が行われ、議会が復活し、独立運動が活発化した。

 英国からの独立の是非を問う住民投票を18日に控えたスコットランドでは、独立を求める意見が急速に勢いづいていた。住民たちが独立に傾斜し始めたのはなぜか。「運命の日」が近づいたスコットランドの主要3都市を駆け足でめぐり、その答えを探した。

 「革命が起こる」

 「一生に一度のチャンスがやっと到来した」

 スコットランドの最大都市グラスゴー中心部。独立派の事務所を訪れると、女性運動員のリズさん(75)が興奮気味に語った。独立運動に30年以上携わってきたという。

 スコットランドは、水産業などの伝統的な産業に加え、再生可能エネルギーや石油に恵まれた豊かな場所だ。独立すれば税金をロンドンに送る必要はなく、北欧のような手厚い社会保障や福祉が整った非核国家をつくることができる。リズさんは、そうした主張が浸透して独立派支持が急伸したと理由を説明した。

油田で福祉国家

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ