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【逍遥の児】天誅組研究家とそば屋で会った (2/2ページ)

2014.9.24 10:50

 「武者震いというんでしょうか。体が震えた。鳥肌が立ちました」

 虎太郎の故郷、高知県津野町。何度も訪れた。ゆかりの人たちともすっかり親しくなった。

 「地元の中学生は奈良県を旅行。虎太郎の墓参りを続けています。幕末の歴史が今も息づいているんです。すごいことだと思いませんか」

 舟久保さんは約20年間にわたって文献を読み、丹念に現地調査を行っている。そして昨年「実録 天誅組の変」(淡交社)を出版した。

 天誅組のどこにひかれるのですか。

 「一番に価値があります。天誅組は、武力倒幕目指して決起した。わずかな人数(当初五十数人)で強大な幕府に立ち向かった。勝算はないとわかっていながら、世のため、人のため、戦った。そして潔く死んでいったのです」

 天誅組は奮戦した。だが、壊滅。5年後、江戸幕府は倒れた。(塩塚保/SANKEI EXPRESS

 ■逍遥 気ままにあちこち歩き回ること。

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