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【まぜこぜエクスプレス】Vol.25 街の中からHIV啓発 新宿2丁目発 コミュニティーセンター「akta」 (3/4ページ)

2014.9.24 12:40

登録制のボランティアが新宿2丁目の店にコンドームを配達する「デリバリーボーイズ」と、飛び入り参加の一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(左)。今後、活動のためのクラウドファンディングを予定=2014年9月5日、東京都新宿区(山下元気さん撮影)

登録制のボランティアが新宿2丁目の店にコンドームを配達する「デリバリーボーイズ」と、飛び入り参加の一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(左)。今後、活動のためのクラウドファンディングを予定=2014年9月5日、東京都新宿区(山下元気さん撮影)【拡大】

 スタイリッシュに啓発

 aktaの活動は、とってもユニーク。たとえば、首都圏のゲイスポットやHIV検査情報を掲載した小冊子『ヤローページ』。日本を含む多くの国で発行されている“イエローページ”風で、面白ネタもたっぷり。「普段、HIVを意識しない人にも手に取ってほしい」と、akta代表の荒木順子さんは言う。全国どこからでもアクセスできるよう日本中の相談先などをまとめたウエブサイト「HIVマップ」でも情報発信を行っている。こうしたプロジェクトは、HIV陽性者やその周囲の人たちへの支援団体とのコラボレーションで行っているという。

 12年からは「Safer Sexキャンペーン」として、ハッと目を引くエロかっこいいポスターで普及啓発に取り組んでいる。男性同士の場合、避妊の必要がないためコンドームをつけないという人が多く、HIV感染のリスクを高めている。

 「コンドームつける人はかっこいいみたいな感じでムーブメントとなり、若者カルチャーに浸透していけばいい」と、佐久間さんは考える。そのために必要なものを届ける「デリバリーヘルスプロジェクト」も進めてきた。

「aktaを知っている人はコンドームの使用率や購入率が高い」

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