米国が設定した世界最大の海洋保護区のイメージ=2014年9月25日現在【拡大】
国際海洋法条約は、水産資源や鉱物資源などの経済的な主権が及ぶ水域の範囲を自国から200マイル(約370キロ)に定めている。米本土から数千マイルも離れた海域に海洋保護区を設定することへの批判もあったが、オバマ政権は今回これを島の周囲200マイルまで広げる決断をした。
この決断に対し、欧米メディアはおおむね好意的。米政府関係者は、海洋保護区の拡大が観光客を呼び込み、禁漁による資源回復で将来的には漁獲量が伸びて経済発展につながることを期待する。
ただ、当初はブッシュ前政権が設定した約22万5000平方キロの領域を9倍に拡大する構想だったが、マグロ漁業者の反対などで6倍に縮小。太平洋中南部にある海洋保護区のうち、「パパハナウモクアケア海洋保護区」などでは面積拡大が見送られた。(SANKEI EXPRESS)