アマゾン川流域に広がる世界最大の熱帯雨林と地球温暖化などの気候変動の関係を解明するため、その中心部に高さ325メートルの巨大なタワーを建設する計画が始動した。ブラジル紙が15日までに報じた。地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の吸収量を観測するほか、気候変動によるアマゾンの生態系への影響を調査する。地球にとってアマゾンの熱帯雨林が欠かすことができない貴重な存在であることを明らかにし、伐採や開発による森林破壊に歯止めをかけるのが狙いだ。
ブラジルと独研究所計画
ブラジル紙エスタド・ジ・サンパウロが報じ、フランス通信(AFP)や英BBC放送などが伝えた。それによると、建設されるのは「アマゾン・トール・タワー観測所(ATTO)」。ブラジルの国立アマゾン研究所とドイツのマックスプランク研究所が共同プロジェクトとして進めている。