計画のコーディネーター、アントニオ・マンジ氏がサンパウロ紙に明らかにしたところによると、ブラジル北西部アマゾナス州の州都マナウスから約170キロ離れた場所に建設することを決定。約4000キロ離れたブラジル南部から建設用の鉄骨など資材をトラックといかだで現地に運び入れたという。
巨大タワーは、その周辺数百キロの範囲の熱帯雨林の観測が可能。ハイテク機器を駆使し、気温や湿度の変化のほか、CO2吸収量などのデータを収集。風や雲の形成といった気象観測も行う。
マックスプランク研究所のユルゲン・ケセルメイヤー氏はBBCに「観測地点は人間生活の影響を直接受けず、熱帯雨林と大気の関係を調査するのに理想的な場所だ」と説明。サンパウロ大学のパウロ・アタクソ氏も「地球規模の気候変動に関する無数の質問に答えを導き出すだろう」と期待を寄せた。