消費支出の減少幅は、消費税導入後の1989年8月(1.9%減)、税率が3%から5%に引き上げられた後の97年8月(0.5%減)と比べても大きかった。支出の内訳をみると、国内パック旅行費やゴルフプレー料金、外食といった天候に左右されやすい分野での減少が目立ち、エアコンや炊事用ガス器具も減少した。ガソリンや自動車購入費、交際費もマイナスとなった。
一方、増税前の駆け込み需要がみられた米や調味料などは反動減が続くものの、減少幅は縮小している。総務省の担当者は「反動減の影響は和らいでいる」とみており、「このところ持ち直している」との基調判断は維持した。
自営業などを除いたサラリーマン世帯の消費支出は6.0%減の30万5836円で、5カ月連続で減少。実収入も5.4%減の46万3810円と、11カ月連続でマイナスになった。(SANKEI EXPRESS)