6日に松江市内で披露宴、8日には東京都千代田区内で晩餐(ばんさん)会が開かれる。
≪皇室と出雲大社に結ばれた縁 地元、歓迎ムード一色≫
古式ゆかしい装束の新郎新婦が厳かに境内を進み、晴れの日を迎えられた。5日に行われた高円宮妃久子殿下の次女、典子女王殿下と出雲大社(島根県出雲市)権宮司、千家国麿(せんげ・くにまろ)さんの結婚式。式を終え、典子さまは安堵の表情を浮かべられ、千家さんは目を潤ませて喜びをかみしめた。皇室と出雲大社の縁が結ばれた歴史的な日に地元は祝福ムード一色に包まれた。
午前11時、お二人が大社内の貴賓館をたたれ、式が始まった。出雲国造(こくそう)家の紋様が袴(はかま)に入った衣冠姿に神職の浅沓(あさぐつ)を履いた千家さんがゆっくりと参道を進み、「袿(うちぎ)」姿の典子さまは半歩下がって、氏子らの祝福の声に会釈しながら続かれた。袿には、野鳥観察を通じて愛を深められたお二人にふさわしく、鳥をかたどった紋様が描かれていた。