中国・広東省広州市(省都)【拡大】
香港には約2万7000人の警察官と約4000人の人民解放軍兵士がいるが、有事にためらいなく武器を使用することができるかは不明で、デモ隊を支持する警察官や兵士も多いと見られている。
こうした懸念を反映し、人民解放軍の機関紙は3日、「“香港衛士”は強い信念を抱き、強軍報国の志を貫け」と題した記事を掲載し、警察官は命令には絶対服従するよう訴えている。
広東省では武装警察は24旅団に分かれ、現在、深センと東莞に集結しているのは2万人前後とみられている。かつて、天安門事件(1989年6月)の際も、中国政府は天安門広場に集まった学生らに銃を発砲し、排除するのに、地方の軍区から北京に集めた人民解放軍の兵士たちを使っている。地元の北京の兵士たちの中には、学生にシンパシーを抱き、宥和の動きも見られたため、情けを断ち切るための措置だった。