パフォーマンスイベント『こわれ者の祭典』の舞台に上がる月乃(つきの)光司さん(左)と、一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(山下元気撮影)【拡大】
生きづらさを生き抜く
「社会的に認知されれば、苦しむ人が少なくなる」と考えた月乃さんは、サラリーマンの傍ら、アルコール依存症の体験や生きづらかった自身の過去を、作家・パフォーマーとしてユニークに発信してきた。さらに、依存症や障がいについて啓発、擁護するイベントを行うパフォーマンス集団『こわれ者の祭典』を立ち上げ、代表を務めている。
私も何度か参加しているが、「そこまで言っちゃっていいの!?」と、びっくりするくらいタブーは一切なし。ひきこもり進行中などさまざまな理由で会場に来られない人にも届くよう、ネット配信も行う(www.ustream.tv/recorded/52650357)。