瑛太(31)と松田龍平(31)が便利屋にふんし、さまざまな騒動に巻き込まれ、もまれながら、人生とは何かを学んでいく人気シリーズの劇場版最新作が「まほろ駅前狂騒曲」(大森立嗣(たつし)監督)として帰ってきた。原作は、累計120万部を突破した作家、三浦しをん(38)のベストセラーシリーズ。映画「まほろ駅前多田便利軒」(2011年、大森監督)、続編として製作されたテレビドラマ「まほろ駅前番外地」(13年、テレビ東京系、全12話、大根仁監督)に続く第3弾が本作だ。
「親子」に焦点
瑛太は「2人の関係に距離感が生まれたのが今回の映画。これまでのような『行天(ぎょうてん、松田)がボケて、多田(瑛太)が突っ込む』といった単純な関係ではなくなり、2人は新境地を見せてくれます」と魅力を紹介。松田は「前作を見ていなくても楽しめます。今回は親と子の関係を考えさせる内容に、より焦点が絞られたと思います」と言葉を継いだ。