「普通の日だったら、こんな状態で誰も外を走ったりしないよ。でも、大会はきょうだ。僕らにはどうしようもない」。北京国際マラソンに参加したコンピューター技師は、AP通信にこう答えた。
また、ハーフマラソンを完走した日本人会社員(33)は「せっかく申し込んだので参加したが、のどが痛くなった」と共同通信に話した。
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大気汚染の悪化が予想されたため、主催者側は前日の18日夜に公式ブログで「軽度かまたは中程度のスモッグがあるかもしれない」として、自分の健康状態をよく考慮し、高齢者や疾病がある人は参加するかどうか慎重に判断するよう参加者に要請。