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【USA! USA!】(4) 移民たちが作ってきた繁栄の歴史 (3/4ページ)

2014.10.21 11:50

100年以上の歴史があるカフェ「ラグマリチーノ」。リンゴをキャラメルなどでカバーした季節ものの「キャラメル・アップル」作りに追われていた=2014年10月12日、米イリノイ州モリーン(緑川真実さん撮影)

100年以上の歴史があるカフェ「ラグマリチーノ」。リンゴをキャラメルなどでカバーした季節ものの「キャラメル・アップル」作りに追われていた=2014年10月12日、米イリノイ州モリーン(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • さまざまな資料が展示されているリンカーン大統領ライブラリー。この部屋には当時エーブラハム・リンカーン大統領(1809~65年)に批判的な人々の意見が歪んだ額に入れられて紹介されている=2014年10月11日、米イリノイ州スプリングフィールド(緑川真実さん撮影)
  • エーブラハム・リンカーン(1809~年65年)の墓の前に建つ顔の像。鼻に触ると幸運が訪れると言われているため、鼻の部分だけ色が変わっている=2014年10月11日、米イリノイ州スプリングフィールド(緑川真実さん撮影)
  • 巨大なサインが描かれたルート66ミュージアムの建物。館内はルート66にまつわるさまざまなグッズが展示されている=2014年10月12日、米イリノイ州ポンティアック(緑川真実さん撮影)
  • ルート66の往時をしのばせるコージー・ドライブ・インには、朝から常連が訪れる。一番左の男性は「毎週月曜日、仕事前にドライブインに寄るんだ。通い始めてもう7年になるよ」と教えてくれた=2014年10月13日、米イリノイ州スプリングフィールド(緑川真実さん撮影)
  • バラク・オバマ米大統領も州議員として在籍していたイリノイ州州議会の議事堂。見学ツアーが組まれ、華やかな建物内を案内してくれるー=2014年10月11日、米イリノイ州プリングフィールド(緑川真実さん撮影)
  • 米イリノイ州の主要都市
  • 知られざるアメリカを紹介する公式ガイドサイト。ディスカバー・アメリカ(提供写真)。www.discoveramerica.jp

 ロバート・ラッセル市長は「ここは『ハート・オブ・アメリカ』。この10年ほど、外国人観光客の誘致に力を入れています。最近は日本人に加え中国人の方も増えました」と話す。

 リンカーンの眠る街

 州都スプリングフィールドの人口は約12万人で、シカゴの約270万人に比べてかなり小さい。だが、第16代米国大統領、エーブラハム・リンカーン(1809~65年)が弁護士から政治家へ転身するまでの壮年期を過ごした街として、全米に知られる存在だ。記念館や旧住居、名前を冠したホテルや図書館のほか、リンカーンの銅像やレリーフが点在し、全米の小中高生が修学旅行で訪ねる観光名所でもある。

 ハイライトはリンカーンが家族とともに眠る墓。そびえ立つ巨大なオベリスク(記念碑)が目印で、墓の前にある顔の銅像の鼻には「触ると幸せになる」という言い伝えがある。

来年は暗殺から150周年の節目の年

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