野外コンサート場で地下駐車場の換気口のふた(手前)が崩れ落ち、乗っていた観客ら16人が転落して死亡した事故現場。韓国では人災ともいえる惨事が続いている=2014年10月17日、韓国・首都ソウル郊外の城南(聯合=共同)【拡大】
【国際情勢分析】
韓国のソウル南方郊外の城南(ソンナム)市で17日、野外コンサート中に地下駐車場の換気口のふたが崩落し乗っていた観客ら16人が死亡した事故は、韓国社会に大きな衝撃を与えた。4月には南西部・珍島(チンド)沖で旅客船「セウォル号」が沈没し、修学旅行中の高校生を含む294人が死亡、10人が行方不明となる大惨事が起き、相次ぐ人災とも言える事故に、韓国社会はショックを隠せない様子だ。
いずれも「人災」
「韓国は大惨事共和国だ」
「いや違う、大事故が発生しても3日で忘れる阿呆共和国だ」
「韓国では国民の誰もが年に1度か2度は遺書を書いておかなければならない」
朝鮮日報(10月20日、電子版)は、インターネットの掲示板やソーシャルネットワーク(SNS)に寄せられた自嘲や皮肉まじりの市民の反応を掲載。その上で、今回の事故やセウォル号の沈没事故以外に、5月に起きたバスターミナル火災(死者8人)や療養施設火災(死者21人)など韓国内で起きた大事故を挙げ、「これまで発生した事故は、いずれも安全に対する意識の低さに起因する『人災』だったことが分かっている」と断じた。