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ライブとサイレント映画融合 「光の音色 THE BACK HORN Film」 (1/3ページ)

2014.10.31 15:30

(左から)岡峰光舟(バス)、菅波栄純(ギター)、熊切和嘉監督、山田将司(ボーカル)、松田晋二(ドラム)=2014年10月15日、東京都渋谷区(大山実撮影)

(左から)岡峰光舟(バス)、菅波栄純(ギター)、熊切和嘉監督、山田将司(ボーカル)、松田晋二(ドラム)=2014年10月15日、東京都渋谷区(大山実撮影)【拡大】

  • 映画「光の音色_THE_BACK_HORN」(熊切和嘉監督、THE_BACK_HORN)。11月1日公開(ビーズインターナショナル提供)。(C)2014_THE_BACK_HORN_Film_Partners

 □熊切和嘉監督、THE BACK HORN

 「私の男」の熊切和嘉監督(40)とオルタナティブ・ロックバンド「THE BACK HORN(ザ・バックホーン)」という異色の組み合わせで不思議な映像作品が出来上がった。タイトルは「光の音色 THE BACK HORN Film」。彼らのライブシーンと、ロシアのウラジオストクを舞台にしたドラマが交互に挿入され、愛、生、死とは何か-と、見る者に哲学的な問いかけをしている。

 ドラマのストーリーは実にシンプルだ。見渡す限りの荒野で、愛妻の亡骸を埋葬しようとする老夫(セルゲイ・ペルミノフ)が主人公。シャベルで穴を掘ってはみるものの、どうしても埋めることができず、妻と過ごした日々の思い出に浸っている…。

 ザ・バックホーンの大ファンと公言する熊切監督は「彼らのライブビデオとサイレント映画を融合させれば、きっと独自の世界観ができるのではないかと考えました。ドラマの部分には簡単な物語がありますが、俳優に起用したロシア人たちにせりふは一切ありません」と出発点を説明する。では、彼らの音楽はどう活用するのだろう。「せりふがないために語りきれない感情もあるでしょう。言葉にできずに心の中にため込んだ感情を、彼らの音楽で解き放つのです」

構想聞き「面白い」

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