今朝は、感謝すべきことについて考えてみたいと思います。
突然ですが「究極の感謝」とはいったい何でしょうか? 親に対する感謝。日々、生きていることへの感謝。いろいろ考えられます。私が考える「究極の感謝」は先祖供養だと思います。
自分のルーツであり、DNAのつながりであるご先祖さま。当たり前の話ですが先祖がいなければ自分も今ここにはいません。今がつらかろうが楽しかろうがその体験全てが先祖からのバトンを受け取ったからです。この事実が当たり前過ぎて、つい“感謝”という発想を忘れます。ですが、暮らしの中でもいただき物をしたとき、ありがとうございます、といただいた相手に向かってお礼を言うのは当たり前なことです。われわれも生を受けたのですから、その事実に対してお礼をきちんとご先祖さまに言うべきだなと思うんです。でも、お礼を言いに黄泉(よみ)の国へ行くわけには参りませんので、やはりここはお墓参りへ出掛けましょうという話になります。