先の中間選挙で与党民主党が歴史的大敗を喫したオバマ政権にとって、ビンラーディン容疑者暗殺は輝かしい最大の功績とされ、実行部隊は英雄視されている。ところが、無名の兵士が名乗り出ると世間は冷たい。
米CNNテレビは、「銃撃した隊員は少なくともあと2人おり、オニール氏が射殺したとは言い切れない」と疑問視する米国防総省関係者の話を紹介。英紙デーリー・メールも「本当に射殺した隊員は決して公であんなことはしゃべらない」とするシールズ関係者の声を伝えた。
暗殺作戦は映画化や書籍化され、その恩恵を受けた関係者もいたが、オニール氏はそんなビジネスと無縁だった。それどころか、退役後、民間人として生きていくことの難しさを痛感し、家族への報復を恐れる日々を過ごしているという。
元妻はエスクワイア誌にこう語っていた。
「彼は国のためにあれほど尽くしたのに、今は屈辱を受けている」(SANKEI EXPRESS)