ロムアルデス市長は集団墓地での慰霊式で、国際社会の支援について「どんな言葉を使っても感謝しきれない」と強い謝意を表明。8日午後の記者会見では「被災者が必要としている住宅供給などに注力する」と、復興の加速を約束した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪進まぬ復興 NGO撤収恐れる市民 比台風1年≫
タクロバンの中心部では、大半の店舗が営業を再開し、にぎわいを取り戻している。だが、町外れや郊外の被災地では倒壊家屋が放置され、支援も十分に届いていない。本格復興への展望が見えない被災者たちの不安は募る。
沿岸部に戻る漁師
高潮で壊滅した海岸線から約10キロの高台に作られた仮設住宅では、530世帯の約2300人が、日本などの支援で建てられたプレハブ家屋に暮らす。年末にはさらに山側へ約15キロ入った復興住宅へ移住する予定だが、122世帯分しか間に合わず、くじ引きとなった。市の担当者は「外れた人が仮設にとどまれるよう地権者と交渉中」という。