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不気味なのに魅力的な主人公たち 「ティム・バートンの世界 ようこそ、奇才の頭の中へ」 (1/4ページ)

2014.11.10 09:00

「ブルーガールとワイン」(ティム・バートン、1997年頃)。71.1x55.9cm、油彩・キャンバス(提供写真)

「ブルーガールとワイン」(ティム・バートン、1997年頃)。71.1x55.9cm、油彩・キャンバス(提供写真)【拡大】

  • 無題(「シザーハンズ」(ティム・バートン)、1990年)。27.9x22.9cm、ペン・インク・色鉛筆・紙(提供写真)
  • 展覧会場でのティム・バートン。後ろは「アラウンド・ザ・ワールド」のスケッチ群=2014年10月31日、東京都港区の森アーツセンターギャラリー(原圭介撮影)

 【アートクルーズ】

 「シザーハンズ」(1990年)や「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(93年)など人気映画を次々世に送り出してきたティム・バートン監督。その創作活動を紹介するアジア初の展覧会「ティム・バートンの世界 ようこそ、奇才の頭の中へ」が、森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木)で開かれている。映画の背景に膨大なイマジネーションと習作があふれていることに驚かされる展覧会だ。

 スケッチなど土台に

 「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)にこんなシーンがある。幼いアリスが、笑う猫や青いイモムシが話す不思議な夢を見て目を覚ます。父親に「私おかしくなったの?」と問いかけると、父親は「そのようだね」。でもその後で「お前は、変わった、おかしな子だ。でも優れている人は、みなおかしいんだ」と答え、アリスに笑顔が戻る。

約50年描いてきたスケッチやデッサン

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