「極端な統制と抑圧」
これに対し、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは声明を発表。中国調査員、ウィリアム・ニー氏は「中国は自国のネット規則を世界標準の規則として宣伝することに尽力している。これはネット上での自由に価値を置く世界中の人々をぞっとさせるものだ」と強調。「中国が掲げるネットのモデルとは、極端な統制と抑圧である」と非難した。
中国のネット社会が民主主義にほど遠いことを会議の参加者の誰もが知っている。「グレート・ファイアウオール(ネット版万里の長城)」と呼ばれる監視体制が敷かれ、フェイスブックやツイッター、ユーチューブなどの欧米の交流サイトには接続できない。中国独自に発展した「微博(ウェイボ)」などの交流サイトでも、反体制的な投稿は即座に削除される。
最近では巨大な黄色いカエルのアート作品が江沢民元国家主席(88)に似ているとの書き込みが削除され、訪中したロシアのウラジーミル・プーチン大統領(62)が習国家主席の妻の肩にショールをかける映像が「不適切」と判断され、ネット上から消えた。