これに対し、最大野党の民主党の海江田万里(かいえだ・ばんり)代表(65)は記者団に、「これからの4年間、日本が間違った方向に行かないように正す選挙にしたい。立憲主義を否定する安倍政権の体質を争点にしたい」と述べた。
フライング万歳
解散のための衆院本会議では、前代未聞のハプニングが起きた。天皇陛下の署名、押印(御名御璽(ぎょめいぎょじ))を受けた解散詔書の朗読で、伊吹文明(ぶんめい)衆院議長(76)が「憲法第7条により衆院を解散する。御名…」と最後まで読み終わらないうちに、自民党若手ら一部が恒例の万歳三唱をフライングで始めてしまった。伊吹氏は苦々しい表情で議場が収まるのを待ち、全てを朗読した後、「万歳はここでやってください」と促し、2度目の万歳三唱をする異例の解散「儀式」となった。民主党議員は解散への抗議から万歳をせず、海江田代表は「自民党は浮足立っていますね」と話した。
波乱も予感させる幕開けとなった衆院選。小選挙区の議員定数の「0増5減」により小選挙区が295議席、比例代表180議席の計475議席で争われる。
21日午後8時現在、産経新聞社のまとめでは、少なくとも選挙区で910人、比例代表で118人の計1028人が立候補を予定している。2年前に圧勝した自民の「1強」が続くのか、それとも野党が挽回するのか。20日余り後には審判が下る。(SANKEI EXPRESS)