サイトマップ RSS

【長野で震度6弱】住宅57棟全半壊 余震60回超観測 41人負傷 (3/3ページ)

2014.11.24 07:25

地震で倒壊した住宅=2014年11月23日午前、長野県北安曇郡白馬村(本社ヘリから、山田哲司撮影)

地震で倒壊した住宅=2014年11月23日午前、長野県北安曇郡白馬村(本社ヘリから、山田哲司撮影)【拡大】

  • 避難所となった中土観光交流センターで、心配そうな表情を浮かべる住民。余震におびえながら一夜を明かした疲れが出ていた=2014年11月23日午後、長野県北安曇郡小谷村中土(川口良介撮影)
  • 【長野で震度6弱】各地の震度。2014年11月22日午後10時8分ごろ、長野県北部で震度6弱の地震があった。気象庁によると、震源地は長野県北部で、震源の深さは約5キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.7と推定される。

 今回の地震のメカニズムは、地盤が北西-南東方向に圧縮され、東側が乗り上げる逆断層型。国土地理院によると、神城断層の西側で地盤が南東方向に約29センチ動き、約12センチ沈下する地殻変動が観測された。いずれも神城断層が動いた場合と矛盾しないという。

 余震は神城断層の北部に集中していることなどから、現地調査した東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は「北部のごく一部が動いた可能性が高い」と指摘。この断層は長さ20~30キロの全体が一度に動くと考えられており、「残りの部分が連動して動く可能性もある」と話している。

 今回の震源地は、地殻変動の影響でひずみが蓄積しやすい「新潟-神戸ひずみ集中帯」と呼ばれる地域の一部で、地震が起きやすい場所だった。

 糸魚川-静岡構造線断層帯について地震調査委は東日本大震災後、中部で地震の発生確率が高まったとしていた。北部は約1500年前以降に動き、活動間隔は約2000年とされていた。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ