バレー観戦騒動のイラン女性保釈

　イランの首都テヘランで、女性がバレーボールの試合を観戦できないことに抗議したとして今月、禁錮１年の実刑判決を受けたイランと英国の国籍を持つゴンチェ・ガバミさん（２５）が２３日、保釈された。英メディアが伝えた。

　ガバミさんは逮捕以降、何度かハンガーストライキを行い当局に抗議しており、健康問題が保釈の理由のようだ。地元メディアは、保釈金が３万８０００ドル（約４５０万円）と報じている。ガバミさんは上訴審の判決まで、テヘランの自宅で両親と一緒に過ごせるという。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）