【和のスタイル】
先週、ロサンゼルスに行ったときに、お互いのブログを通して知り合った私と同じ名前で同じ仕事のアキコさんとランチの約束をしました。その日はアキコさんの誕生日。手土産をスペシャルなものにしたくていろいろ考えた結果、日本の作家さんの器にすることにしました。海外からも通販で手に入れることはできるものですが、飛行機の中で大事に抱えて届けたいと思いました。ネットで探してみるとアキコさんがお好きそうな上品で真っ白な器が見つかりました。白磁に金の縁取りが施されたその器を作った方は青木良太さんといい、1978年生まれの若手の作家さん。さっそくアキコさん夫婦に2つ注文しました。
数日で器が届きました。段ボールを開けると繭(まゆ)のような梱包(こんぽう)材がぎっしりつまって、繊細な器が2つ並んでいました。それらを丁寧にもとに戻し梱包し直して、飛行機の機内に持ち込むバッグに入れました。すると、バッグの中は器の箱でいっぱいになってしまい、あとは大きくて重い一眼レフカメラしか入りません。