ニコラ・ジェスキエールによる2014-15秋冬コレクション。左はカーフレザーのジャケット(62万6400円)とウール素材のスカート(24万7320円)、右はウールとシルクを使ったコート(66万4200円)にカーフレザーのベルト(9万9360円)を合わせて=2014年11月19日、東京都中央区銀座(寺河内美奈撮影)【拡大】
カジュアルな中にも上質感
秋冬のウィメンズ衣料では、やはりトランクをイメージしながら異なる素材を組み合わせ、女性的なラインを打ち出した。カジュアルでありながら、ブランドの伝統が根付く、上質感を感じさせる斬新さだ。
コーディネートの幅を広げてくれるショールは、モノグラムをベースに色とりどりのデザインがある。一方、ラビットファーを使ったスポーティーな新商品も登場した。
メンズのバックパックや旅行カバンなど「ダミエ・グラフィット」のシリーズもスポーティーさがポイント。ルイ・ヴィトンでモノグラムより前に誕生した市松模様「ダミエ」を、グレー基調としたもので「もちろん女性にもお使いいただけます」(広報)という。