【Fashion Addict】
一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)が主催する革のショールーム「TIME&EFFORT(タイム・アンド・エフォート)」が東京・銀座にオープンしてから3年目を迎えた。一等地から、「メイド・イン・ジャパン」のすばらしさを発信し続けている。
繊細な蝶のブローチやネックレス。「えっ、これが革なの?」と驚かされる。ブランド「TORQUATA(トルクアータ)」のアイテムだ。「インパクトのあるデザインですが、これを実現するにはとても高い技術が必要。こういった繊細なデザインや技術は日本ならではですね」とストアマネジャーの青木信夫さんは話す。
世界に誇る品質
国内の130ブランド・メーカーを扱い、店頭では70~80ブランド・メーカーを展示する。ショールームとは銘打っているが、見るだけではなく、実際の商品を取り扱っている。「触って、使ってみると、軽さや手ざわりのよさなど、日本ならではの品質の高さを分かっていただけるはず。日本の革ブランドは、技術力はとても高いのに、海外勢に押されてしまって認知度が低い。まずは銀座という日本の一等地で国内のお客さんに手に取ってもらって、『日本の革ってすごいんだ』と知ってもらう。そして、そこから世界へも発信していきたい」