「O.V.ライトなどのサザン・ソウル的な70年代以降の黒人音楽を指します。サザン・ソウルといえば米国南部に限定されますが、出身地にとらわれず、そうしたコクのあるボーカルスタイルを持つソウル音楽のことです」
「教祖」との共演断る
ものすごいマニアック。それを弱冠31歳の若者たちが志すとは。そのインパクトを聞きつけ、あの英国ロックのカリスマ、ポール・ウェラーからも共演の依頼を受けたという。
「都合が合わなかったんで、残念ですがお断りしました」
なんということだろう? ポール・ウェラーは、ザ・ジャムというバンドでモッズの教祖的な存在だが、ザ・ジャムはTHE BAWDIESと比較したくなるパンキッシュなサウンド。参考にはしなかったのだろうか?
「一瞬だけ聴いて、聴くのを止めました。とらわれたくなかったんです」