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【佐藤優の地球を斬る】外交的に意義 警視庁が名指しで「在特会」注視 (2/3ページ)

2014.12.8 15:30

大阪市内で街宣活動をする「在日特権を許さない市民の会」のメンバーら=2013年3月(共同)

大阪市内で街宣活動をする「在日特権を許さない市民の会」のメンバーら=2013年3月(共同)【拡大】

  • 作家、元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)さん=2014年3月20日、東京都新宿区(大里直也撮影)

 在特会について、警察が「極端な民族主義・排外主義的主張に基づき活動する右派系市民グループ」という位置づけを行ったのは適切だ。日本人が自国を愛し愛国的な言説を展開することと、特定の民族や人種にゴキブリ、ゴミというようなレッテルを貼り、「死ね」「日本から出て行け」という言説を唱えることは、本質的に異なる。在特会のような排外主義的言説を放置しておくと、国際社会において日本は文明国の人権基準を満たしていないという誤解を招きかねない。中国や韓国、北朝鮮、ロシアに対して付け込む隙を与えかねない。警察が在特会を警戒する姿勢を示したことは外交的にも意味がある。

 日本人テロリスト情報

 10月6日に警視庁公安部が「イスラム国」に渡航し、ジーハード(聖戦)戦士になろうとしていた北海道大学生(休学中)から事情聴取し家宅捜索を行ったというニュースが流れた後、この問題についてはあまり報じられなくなった。しかし、国際社会は日本人ジハード戦士問題に強い関心を持っている11月18日、イラン国営「イランラジオ」が日本向けに興味深い放送をした。

 <イラクで、40名以上の日本人がテロ組織ISISのメンバーとして活動しており、このうちの一部がイラクの首都バグダッド北方のディヤーラ県と、サラーフッディン県で逮捕されたことが明らかになりました。

「イスラム国」と本気で戦っているイラン

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