乗船したのは18世紀まで海の主役だった木造帆船(ジャンク船)を模したバーヤクラシックII号。洗練された白の外装に対し、内装は落ち着いた焦げ茶をベースにしている。乗客のほとんどが欧米人だ。日本人を含めアジア諸国からの旅行者は日の入り、日の出を見ることなく日帰りでハノイに戻ってしまうという。もったいない話だ。
≪消えゆく水上村…小学校も閉鎖≫
日の出、日の入りを毎日眺めているぜいたくな人たちがいる。水上生活者だ。ドラム缶や発泡スチロールに木をくくりつけた土台にコンパクトながらしっかりした家屋を建てて住んでいる。水道、発電機も備えており意外と快適そうな暮らしぶり。
バーヤクラシックII号から小さなボートに乗り換えて水上村のターミナル駅のような“浮島”に移動。そこからさらに小さな手漕ぎボートに乗り換えて村をゆっくりと回った。海まで出掛けるのが面倒になった漁師がそのまま住みついたのが始まりらしい。