「西川(貴教)君(右)を『シェークスピア俳優として凄い』と言わせるのが僕の仕事」と話す宮本亜門さん=2014年10月3日、東京都千代田区丸の内(寺河内美奈撮影)【拡大】
もともと舞台に関心のあった西川だが、一時は出演依頼を断っていた。「舞台を目指して努力を重ねる人たちがいる中で、勉強していない僕が入るのは失礼だと思っていた。でも『一緒にやってみたい』と言ってもらえるのは本当にありがたいと考え直した」
西川はバンドのフロントマンとしての意識を捨て、「僕はオーケストラのパーツの一つ」と『いち役者』に徹している。ほかにも堂珍嘉邦、島袋寛子、霧矢大夢と主役級の大物がそろい、奏でるハーモニーは未知数だ。最後はハッピーエンドの大団円。「まとまるかどうか分かりませんけど(笑)それぞれの人物に何かを共感できる面白い舞台になる」と宮本はニッコリ。(文:藤沢志穂子/撮影:藤沢志穂子/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
2014年7~28日、東京・日生劇場。問い合わせ 東宝テレザーブ (電)03・3201・7777。2015年1月に福岡、愛知、大阪で公演あり。