今年のノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(17)の言葉だ。タリバンによって学校に行くことが禁止されていたパキスタン北西部の地域で、勇敢にも学校に通い続けることを選んだマララさんは、2年前、イスラム過激組織に銃撃され頭を打たれ重傷を負った。しかし奇跡的に回復し、現在はイギリスの高校に通いながら世界の子供たちの教育実現を訴えている。
マララさんは言う。「学校に行けないと聞いたとき、もう医者にはなれないんだな、と思いました。きっと、13歳か14歳で結婚するような人生を送るんだろうなって。学校にも行けず、なりたいものにもなれず。だから、声を上げようって決めたんです」
彼女のように勇敢に立ち上がることができる少女がいる一方で、そのほとんどが自分の思いを家族にさえ打ち明けられずにいる現実がある。メアリーちゃんと出会い、そんな悲しい現実が静かに確実に起きていることを知らされた。メアリーちゃんの夢の前には障壁が多い。家長である叔父さんやお母さんに教育が大きな可能性をもたらすことを理解してもらわなければならない。学校に通い続けるためには、家族に安定した収入がなければならない。メアリーちゃんを長時間の水くみから解放するため、家の近くに安全な井戸も必要だ。