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W杯組を立て直し 最大の逆転劇演出 ガンバ大阪 長谷川健太監督 (2/4ページ)

2014.12.10 12:15

優勝を決めシャーレを掲げるガンバ大阪の長谷川健太監督=2014年12月6日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(山田喜貴撮影)

優勝を決めシャーレを掲げるガンバ大阪の長谷川健太監督=2014年12月6日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(山田喜貴撮影)【拡大】

  • 優勝を逃し、肩を落とす浦和イレブン=2014年12月6日、埼玉県さいたま市緑区・埼玉スタジアム(中井誠撮影)
  • 引退セレモニーを終え、サポーターからの花束を手にする鹿島の中田浩二=2014年12月、茨城県鹿嶋市の茨城県立カシマサッカースタジアム(共同)
  • 試合後にサンフレッチェ広島の選手から胴上げされるベガルタ仙台の柳沢敦=2014年12月6日、広島県広島市安佐南区・エディオンスタジアム広島(森田達也撮影)
  • 優勝を逃し、今季限りで浦和を退団する坪井慶介は失意のままピッチを後にした=2014年12月6日、埼玉県さいたま市緑区・埼玉スタジアム(吉沢良太撮影)

 宇佐美が本格的に復調してゴールを重ね、7月から期限付き移籍で加入したパトリックの強さと速さが敵の脅威となった。

 中断明けの5連勝。一休みしての7連勝。リーグ終盤に失速した浦和の背中はぐんぐん近づいた。最終戦の1つ前で得失点差で首位に立ち、そのまま逃げ切った。

 遠藤、今野、宇佐美らが失意から立ち上がり、個々の踏ん張りによる優勝だが、これを引き出したのは長谷川監督の手腕である。清水東高時代には大榎克己、堀池巧とともに「三羽がらす」と呼ばれた。

 小学校時代の同級生に漫画家のさくらももこがおり、「ちびまるこちゃん」にはサッカー好きの「ケンタ」も登場した。日産、清水で活躍し、米国W杯予選では右のアウトサイドの切り札的存在だった、「ドーハの悲劇組」でもある。

 残る天皇杯も獲得すれば、今季3冠で押しも押されもせぬ名将の仲間入りだ。気になるのは日本代表、アギーレ監督の八百長関与問題。急遽(きゅうきょ)差し替えということになれば、長谷川監督も候補となる。

 ガンバがおいそれと差し出すつもりはあるまいが。

歓喜と失意 別れの最終戦

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