サイトマップ RSS

W杯組を立て直し 最大の逆転劇演出 ガンバ大阪 長谷川健太監督 (3/4ページ)

2014.12.10 12:15

優勝を決めシャーレを掲げるガンバ大阪の長谷川健太監督=2014年12月6日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(山田喜貴撮影)

優勝を決めシャーレを掲げるガンバ大阪の長谷川健太監督=2014年12月6日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(山田喜貴撮影)【拡大】

  • 優勝を逃し、肩を落とす浦和イレブン=2014年12月6日、埼玉県さいたま市緑区・埼玉スタジアム(中井誠撮影)
  • 引退セレモニーを終え、サポーターからの花束を手にする鹿島の中田浩二=2014年12月、茨城県鹿嶋市の茨城県立カシマサッカースタジアム(共同)
  • 試合後にサンフレッチェ広島の選手から胴上げされるベガルタ仙台の柳沢敦=2014年12月6日、広島県広島市安佐南区・エディオンスタジアム広島(森田達也撮影)
  • 優勝を逃し、今季限りで浦和を退団する坪井慶介は失意のままピッチを後にした=2014年12月6日、埼玉県さいたま市緑区・埼玉スタジアム(吉沢良太撮影)

 

 ≪歓喜と失意 別れの最終戦≫

 ガンバにとっての大逆転優勝は、そのまま浦和の悲劇でもあった。最大勝ち点差14をひっくり返されたのだから、過激さでなるサポーターもたまらない。

 さいたまスタジアムは5万3000人余の大観衆で埋まり、スタンドを真っ赤に染めたサポーターは再逆転優勝を信じて歌い、叫び、鼓舞し続けた。願いは通じず敗戦で今季を終えた選手らには心ない罵声も飛んだ。

 ピッチに倒れ込み、膝に手をつき、うなだれたままの選手たち。主将の阿部勇樹が一人一人を起こして歩く。ドーハの悲劇を思いださせる光景だった。

 スタジアムの空気を変えたのは、退団する坪井慶介のあいさつだった。ジーコの日本代表でセンターバックを務めた俊足DF。ドイツW杯では初戦のオーストラリア戦で故障退場し、逆転負け。監督を「坪井が万全なら」と悔しがらせた。

 チームに「ともに喜び、ともに苦しみ、ともに泣いてくれてありがとう」と感謝し、「強い浦和に魅力がある。それを求めてやってほしい」とエールを送った。

トルシエ監督時代には「フラット3」の一翼

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ