サイトマップ RSS

音楽が一番素晴らしい外交官 ワレリー・ゲルギエフ PMF芸術監督に就任 (2/3ページ)

2014.12.10 16:15

2006年の国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)で指揮するワレリー・ゲルギエフ=2006年7月9日(PMF組織委員会提供)

2006年の国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)で指揮するワレリー・ゲルギエフ=2006年7月9日(PMF組織委員会提供)【拡大】

 「私はPMFの伝統を正確に知っているつもりです。バーンスタインが誕生させ、導き、大きな成果をあげてきました。これまでの25年間、すぐれた音楽家たちがPMFの豊かな伝統を築いてきました。日本という国が、この音楽祭を提供してきたことが素晴らしい。若い音楽家たちは、日本の緑豊かな素晴らしい町、札幌で過ごすわけです。彼らにとって印象深い数週間になってほしいと思います」と話す。

 若い人の教育は大切な仕事

 ゲルギエフはマリインスキー歌劇場で若手歌手の育成に努めており、来年6月に行われるチャイコフスキー国際コンクールの総裁でもある。

 「私は、マリインスキー歌劇場では若い歌手たちとたくさん仕事をしています。6年ほど前、チャイコフスキー国際コンクールの総裁に選ばれました。ロストロポーヴィチの後継者としてです。過去、偉大な音楽家たちは、若い人たちをサポートする仕事を面白いと思って引き受けました。ですから私も引き受けたのです。バーンスタインは晩年、最も大切な仕事は若い人の教育だと言っていました。彼の気持ちはいま、よく分かります。私はPMFの芸術監督の仕事を引き受けることを、ただ、手探りで『はい』と言ったわけではありません」

ワレリー・ゲルギエフ氏「音楽が一番素晴らしい外交官だと思います」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ