アニメやゲームキャラクターになりきって非日常の世界に遊びたい-。千葉県松戸市はそんな「コスプレレー(コスチューム・プレー)の夢実現」を官民挙げて応援している。
数年前からアニメキャラにふんした若者が毎週末、松戸市千駄堀の公園「21世紀の森と広場」に自然発生的に集まるようになったことが発端。地域の大人たちがコスプレファンの真面目さを知り、当初は奇異に思えた姿が街を明るくすることに気づいて、「松戸発展の起爆剤はコレだ」と確信したことが「変身願望支援都市」誕生のきっかけという。少し前までの冷たい視線は一変し、今や多くの市民が熱い視線を送っている。
コスプレファンは10、20代の女性が中心だ。コスチュームに着替えるスペースの確保が共通の悩みだが、公園内の施設が使用できる。これも「コスプレの聖地」となった理由の一つという。初冬の公園でアニメのシーンを再現して写真撮影を楽しむ女性グループは「治安が良いので安心。全国各地のファンと仲良くなれるのもいい」と笑顔を見せる。