サイトマップ RSS

「世紀の難工事」最高の掘削技術で挑む リニア着工 品川、名古屋で安全祈願式 (1/3ページ)

2014.12.18 09:30

リニア中央新幹線の「工事安全祈願式」を終え、報道陣の質問に答えるJR東海の柘植康英社長=2014年12月17日、JR名古屋駅(共同)

リニア中央新幹線の「工事安全祈願式」を終え、報道陣の質問に答えるJR東海の柘植康英社長=2014年12月17日、JR名古屋駅(共同)【拡大】

  • リニア中央新幹線のルート<2027年先行開業、2045年開業の想定ルート>=2014年12月17日現在。※□は中間駅(自治体名)
  • リニア中央新幹線のルート(品川-名古屋、2027年先行開業)=2014年10月19日現在

 JR東海は17日、2027年に東京・品川-名古屋の先行開業を目指すリニア中央新幹線の「工事安全祈願式」を地下にターミナル駅をつくる品川、名古屋両駅でそれぞれ開き、建設工事に着手した。45年の大阪までの全線開通に向けた総工費9兆円に上る巨大プロジェクトが動きだした。

 工法使い分け

 品川駅ではJR東海の山田佳臣(よしおみ)会長ら幹部、地元関係者ら約20人が参加し神事が執り行われた。山田会長は「本当に息の長いプロジェクトだが、世代を超えて円滑、無事に引き継いで初めて成就する大事業だ」とあいさつした。

 リニア中央新幹線は最高時速約500キロで走行。品川-名古屋間の最短時間は現行の東海道新幹線の1時間28分から40分に短縮される。工事費は5兆5235億円で、全額をJR東海が自己負担する方針。

 工事の最大の難関は、品川-名古屋間286キロの8割以上を占めるトンネルだ。ゼネコン関係者は「今世紀最大の難工事になる」と口をそろえる。世界トップレベルとされる日本の掘削技術が試されている。

ゼネコンそろい踏み

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ