降雪の中、仮設住宅の工事現場では作業員が黙々と作業にあたっていた=2014年12月21日、長野県北安曇郡白馬村(三宅真太郎撮影)【拡大】
一方、25世帯54人が村内外の宿泊施設などで避難生活を送る小谷村は、仮設住宅の建設は行わず、来春に向けて公営住宅などを確保し、被災者に今後の住居希望などを調査していく。
白馬村峰方地区の横沢哲朗さん(61)は自宅が全壊し、村内のペンションで避難生活を送っている。妻と娘は飼い犬を連れて親類の家に身を寄せている。仮設住宅ができれば入居する予定だ。「避難所はこれで4カ所目。それぞれの宿泊施設には感謝しているが、やはり落ち着かない。仮設住宅では犬も含めて家族が一緒に暮らせるので楽しみ」と語った。
一方、地震で白馬村神城の自宅が全壊し、現在も避難生活を送っている津滝君和さん(73)は、仮設住宅には入らず、知人を頼る予定だ。
現在はホテルに避難中だが、「従業員は『お帰りなさい』といつも笑顔で迎えてくれて、私たちの落ち込んだ気持ちを晴らしてくれた。私たちも早く立ち直って元の暮らしを取り戻し、支えてくれた人たちに恩返しをしたい」と話し、前向きに生きている。