ファッションショーを控えた月海たちが、短時間で色とりどりのドレスを次々と仕上げていく様子は、作品後半の見どころの一つだ。能年はワクワクしながら撮影に臨んだ。「私は裁縫が大好きなんです。自分で洋服を作ることもあります。最近では、フリースの楽ちんワンピースです。実際に生地を縫い合わせていく撮影は楽しかったですね」
能年はクランクイン前に、「あまちゃん」で自分の母親役を演じ、プライベートでも懇意にしている小泉今日子(48)からミシンをプレゼントされたという。「私は撮影前に引っ越しをしました。小泉さんに引っ越しの話をすると、お祝いに『じゃあ、何かプレゼントするよ』とおっしゃったので、私は『ミシンが欲しいです』とお願いしました。小泉さんはすぐに私をミシン店に連れていってくれて、買ってくれたんです」。洋服作りへの愛着は相当のものらしい。海月姫は能年が月海の姿を借りて、最大限に能年らしさを発揮できた、ファン垂涎(すいぜん)の作品なのだ。12月27日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:桐山弘太/SANKEI EXPRESS)