国内外で解禁を求める運動が行われているが、昨年10月には一斉運転を行った20人以上が治安当局に摘発された。また今年10月には十数人の女性たちが運転する写真をネットに投稿する運動を行ったのに対し、サウジ内務省は「社会的結束を弱める者に対しては断固たる措置を取る」と表明していた。
米人権団体「恥もたらす」
サウジの国政助言機関の諮問評議会は、今年11月に政府に対し運転解禁を提案した。もっとも評議会に立法権はなく宗教界の抵抗が予想されるうえ、運転は時間限定で地味な服装や化粧なしの素顔であることを求めるなど、抑制だらけだ。
サウジ当局は2人の逮捕を報じた国内人権団体のウェブサイトを閉鎖するなど、ネット弾圧も強めている。
米人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは2人の解放と運転解禁を求める声明を出し、サウジをこう激しく非難した。
「女性への下劣な制限が国に恥をもたらすだろう」(SANKEI EXPRESS)