マーク・ド・クライヴロウはキックスターターなるネット上のクラウドファンディングで資金調達に成功し、レコード会社に頼らずにアルバムのリリースにこぎ着けたクラブジャズ系キーボード奏者。ニュージーランドと日本人のハーフ。音楽制作の新しい形をクラブシーンから提案するという偉業を成し遂げた。来日時には即興でドラムプログラミングを構築し、同時に複数の鍵盤を演奏する公演で話題になった。ハービー・メイソンのワールドツアーに抜擢されたことも注目を集めた。
池田憲一はKYOTO JAZZ MASSIVEのライブ活動で知られる実力派ファンク系ベーシスト。ヒップホップのMC、Zeebraの作品プロデュースに関わる一方、MANO ARRIBAなるユニットでは元ブラン・ニュー・ヘビーズのエンディア・ダベンポートと共演するなど国内外で成功する可能性を秘めている。年明けにROOT SOUL名義で7インチ専門レーベル「CHAMP」から新曲を発表する。アルバムのリリースに期待!(クリエイティブ・ディレクター、DJ 沖野修也/SANKEI EXPRESS)