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心躍らせる全てが詰まった3日間 沖野修也のフジロック観覧記 (1/5ページ)

2014.8.6 14:30

驚くべき声域の広さと圧倒的な歌唱力を武器に、ソウルフルなポップスを聞かせたケリス=2014年7月27日、新潟県南魚沼郡湯沢町(岡崎健志さん撮影、提供写真)

驚くべき声域の広さと圧倒的な歌唱力を武器に、ソウルフルなポップスを聞かせたケリス=2014年7月27日、新潟県南魚沼郡湯沢町(岡崎健志さん撮影、提供写真)【拡大】

  • 視覚を刺激する照明とボディソニックなサウンドで先鋭的な音楽を披露したSBTRKT=2014年7月27日、新潟県南魚沼郡湯沢町(岡崎健志さん撮影、提供写真)
  • ハートウォーミングな音楽を奏で、最終日のヘッドライナーを務めたジャック・ジョンソン=2014年7月27日、新潟県南魚沼郡湯沢町(岡崎健志さん撮影、提供写真)
  • クリエーティブ・ディレクター、DJ、執筆家の沖野修也さん=2014年1月23日(提供写真)

 もはや日本の夏の風物詩と言っても過言ではないフジロックフェスティバル。18回目の開催となる今年、僕、沖野修也もDJとして8年ぶり2度目の出演を果たした。実際にこの希代の名物フェスに出る側として、そして、本紙連載を担当する音楽ライターとして僕なりの視点で今回のフジロックをリポートしてみたい。

 イベント要素満載

 なんと言ってもフジロックの魅力は、子供の頃に僕たちの心を躍らせた全てのエンターテインメントが体験できることだ。それは修学旅行であり、盆踊りであり、キャンプであり、オリエンテーリングであり、夜店であり、ハイキングであり、ピクニックであり、同窓会であり、ちょっとした登山ですらある。今や、小さな遊園地まであるのだ。その上で好きなアーティストのライブが見られるとしたら感動は果てしなく増幅されることだろう。不便だとか天候が悪いといった条件がマイナスに働くことなく多くの人々を魅了するのは、この童心に帰ることが許される3日間という非日常性が作用していると個人的には考えている。

先入観覆す女王の貫禄

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