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豪州も「日サロ」禁止、世界的潮流に 「皮膚がんの原因」と判断 (3/3ページ)

2015.1.7 00:02

米カリフォルニアの日焼けサロンで体を焼く男性。日焼けマシンの商業利用を禁止する動きが世界的に広がっている(ゲッティ=共同)

米カリフォルニアの日焼けサロンで体を焼く男性。日焼けマシンの商業利用を禁止する動きが世界的に広がっている(ゲッティ=共同)【拡大】

  • オーストラリア・首都キャンベラ

 このため、豪州では日焼けマシンを使う人が徐々に減少。成人を対象にした調査では、使用率が10年前の2.2%から最近は1.2%まで低下。さらに昨年11月に発表された別の調査でも、過去1年間に使用した人は1%未満となり、76%の人が使用禁止を支持した。

 日焼けしたように見える化粧スプレーも普及しており、豪州がん評議会では、その使用を勧めている。

 「この恐ろしいマシンが多くの友人の命を奪った」。豪州メラノーマ(皮膚がん)研究所の専門家、ジェイ・アレン氏はSMHに、日焼けマシンの危険性を訴えた。

 ブラジル、米・欧でも

 それでも、使いたい人はいるようで、シドニー近郊のボンダイビーチで日焼けスプレーを販売しているマギー・ベドロシアンさんはSMHに「この2週間で日焼けマシンを探しているという電話を20回も受けた」と明かした。

 日焼けマシンの商用禁止は、ブラジルが03年に世界で初めて未成年を対象に実施し、09年には全国民に拡大。米国や欧州でも未成年者の使用禁止が一般的となりつつあり、日本でも議論を呼びそうだ。(SANKEI EXPRESS

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