レズビアンを公表したアクティビストの東小雪さんは、強烈な不安にさいなまれ、薬依存や自殺未遂などを繰り返してきた。カウンセリングで過去を見つめ直し、実父から性的虐待を受けていた記憶を取り戻す。その体験をつづった『なかったことにしたくない』を出版。「同じ体験をしている人に、被害を受けたあなたが悪いんじゃない、と伝えていきたい」と語ってくれた(2014年9月3日掲載)。パートナーの増原裕子さんとともに、オンラインで仲間と交流できる会員制コミュニケーションサロン「こゆひろサロン」も立ち上げた。
「生きづらさ」の取材は正直重い。時には、聞いた言葉から数日抜け出せないこともあった。だが、その中に毎回発見がある。希望や勇気がある。生きづらさと向き合っている人は強い。強い人は優しい。優しい人は共に生きることを知っている。だから居心地がいい。ビバ! 生きづらさを生き抜いてきた仲間たち。生きづらい世の中をどう生き抜くのか、どんなふうに変えていけるのか、これからも考えていきたい。(女優、一般社団法人「Get in touch」代表 東ちづる/SANKEI EXPRESS)