同窓会の様式はこれにとどまらない。最近では宿泊を伴う同窓会旅行というのもじわじわ増えているという。退職している人が多いため、平日開催も可能で、宿泊施設も受け入れに積極的だ。行き先として人気なのは修学旅行で訪ねた場所だそう。1日目の宴会と2日目の観光やゴルフがセットになることが多いという。こうして、旧交を温める。
そういえば、昨年は「30歳の成人式」も取材した。就職し「本当の大人」になる年ということで、30歳で集まろうという取り組みだ。それぞれ別々の道を歩む仲間と再会し、仕事や恋愛などでいい刺激を受けることができたという話を聞き、このときもなんだかうらやましいと思った。
前ばかり向いて走ってきた年ごろをすぎ、ちょっと過去を振り返りたい時期にきているのだろうか。旧友の顔を思い浮かべながら、同窓会開催の知らせがこないか、期待を膨らませている。(佐々木詩(うた)/SANKEI EXPRESS)