行きたいと思いません?
だから顔見世興行でも、出番が今のように窮屈な感じにはならなかったはずです。言いかえれば、落語家の人数は、いまだかつてない程、増えている今の時代にしか味わえないお正月興行なんです。昔の落語ファンが知らないお正月興行。そういうと、何か、どうです? “行ってみたい”と思いませんか? その両協会が10日間ずつ、別々に興行を行っております。
初席は落語協会が上野にある鈴本演芸場と浅草演芸ホール。芸術協会は新宿末廣亭と池袋演芸場。二之席は、落語協会が新宿末廣亭と池袋演芸場。芸術協会が浅草演芸ホールです。
上野の鈴本は以前は芸術協会も出演しておりましたが、現在は落語協会専属の寄席なので二之席もその先もずっと落語協会です。ここはいろいろ大人の事情があるので解説できません!
ですから寄席芸人にとってお正月休みとかないわけ! 普段仕事のない日が休みですから…。お正月は元旦からガンガンやってるわけです。掛け持ちで新年会やら、ホールでやる落語会もあり、あなたの周りにも初笑いの催しは有るはずですよ! 『笑う門には福来る』ですよ~!